親不知について

投稿日:2016年10月4日

カテゴリ:新津田沼歯科奏の杜ブログ

こんにちは。歯科医の咲間です。18歳~20歳くらいで親不知が生えてくることがあります。

前の歯と同じく真っ直ぐ生えている場合、歯茎から歯の頭が出ていない場合などで、
症状がなければ、親不知は抜かずにおきます。

歯茎が半分被っていて磨きにくいと、歯茎が腫れたり、違和感、痛みが出ます(歯周病)。
消毒や清掃で一旦は症状がおさまりますが、再発する事があります。

手前の歯が虫歯にならないよう(予防的に)、骨が硬くならないうちに、
親不知の根っこが短い根っこの未完成のうちに、歯周病のリスクが増す30歳より前に、親不知を抜歯する事があります。

親不知の手前の歯が、ひどい虫歯の場合、将来のために親不知を残す事もあります。(Brや取り外しの義歯の為)。
矯正で手前に動かしたり、移植歯として使う場合もあります。

年齢や全身状態もあります。
ケースバイケースですので、
ご相談させて頂けたら幸いです。