歯の違い

投稿日:2016年5月10日

カテゴリ:新津田沼歯科奏の杜ブログ

こんにちは(*^▽^*)助手の佐藤です!
皆さんGWはどう過ごされましたか?
お子さんもお休みで
動物園や水族館に行かれた方も多いと思います✨
この年になっても動物園大好きなわたくし佐藤は、歯科助手を始めてから
職業病のせいか動物達の歯の構造が気になって仕方ありません笑
つい動物園に行くと観察してしまいます!
皆さんも気になったことはないですか?!
そこで今回は動物と人間の歯の構造の違いについてお話します!!!

まずは人間(雑食)についてお話します。
肉や野菜など何でも食べるのが雑食動物です。私達人間もその仲間に入ります。
人間のほかに、サルやクマなんかもそうです。
歯については肉食動物と草食動物の両方の特徴ががあげられます。
前歯はハサミのように食べ物を噛み切り、
奥歯は臼(うす)のように食べ物をすり潰す働きをします。

次は肉食動物についてです。
動物は食べるエサによって、いくつかの種類に分けられます。
肉食動物にはライオン、トラ、オオカミ、ネコなどがいます。
これらの動物の大好物は肉!!!鋭く尖った歯が特徴で、
この歯を使って肉を割いたり骨を噛み砕いたりします。
なかでも、獲物を捕まえる為の犬歯が発達しています。
この犬歯は牙の働きをするので、どんな獲物もゲットする事が出来ます。
さらに奥歯はハサミのようになっていて、肉を食いちぎる
強い力を持っています。こうして食いちぎった後は、あまり噛まずに
あっという間に飲み込んでしまいます。

最後は草食動物についてです。
草食動物というと、ウマ、ウシ、シカ、キリンなどが
あげられます。これらの動物は草や木の枝を噛み切る為の前歯が
とても発達しています。ですが、上顎の前歯はありません。
これが草食動物の特徴とも言えます。その代わりに上顎には歯板(しばん)という
硬い歯茎があります。また下顎の前歯はシャベルのような形をしています!!
この下の前歯と歯板を使って上手に枝についている葉を食べます。
奥歯は草やくだものをすり潰すために、「うす」のようになっています。
犬歯はあまり発達していません。草はお腹の中で消化されにくいので、
ウシなどは「はんすう」といって、一回食べた物を噛み返す行為をします。
その他キリンはとても長い舌を持っているので、
高い場所の葉もぐるっと舌に巻きつけてとる事が出来ます。

皆さんどうでしたか?気になっていた事はわかったでしょうか?✨
動物園に行かれる時はぜひ観察してみて下さいね(^◇^)
次回もお楽しみに♪