口臭予防!?小顔効果!?舌を鍛えるとこんなにお得!

投稿日:2018年11月8日

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こんにちは
新津田沼歯科クリニック奏の杜 歯科衛生士の早田です(*^^*)

季節の変わり目だからでしょうか、体調を崩される方が多く感じます。
「睡眠・食欲・体温」の3つを、すべて満足に補えていると体調を崩しにくく、逆に、1つでも不足していると体調を崩しやすいと小耳に挟んだことがあります。
私は、睡眠は浅いほうで、食欲も人並みよりは小食なので、体調を崩しやすいのも納得しました(汗)
カフェインを控え、睡眠前のブルーライトを避けることで睡眠の質を見直し、小食でも必要な栄養素を摂取できるような献立にするように気を付けています。あとは、お腹を出して寝ないことですね(‘ω’)!大事です。

さて、本題に入りましょう。これを読んでくださっているみなさん、今現在、鼻と口、どちらで息をされていますか?
季節の変わり目で、一時期の鼻かぜ中の場合は仕方ありませんが、常日頃はいかがですか?PC前・スマートホン前で、猫背で口をぽかんとしていませんか?

常時口を開けて、口で呼吸をしている“ぽかん口”になると、様々なデメリットが起こります。

①口呼吸でアレルギーや免疫力の低下
本来、人の身体は、鼻で呼吸(呼吸器官)をするようにできています。
鼻の奥で空気中のゴミやウイルスが体内に入るのを阻止し、外気を調節する役割があります。それが口呼吸になってしまうと、ウイルスやゴミなどが直接入り込むため、アレルギーになりやすく、風邪をひきやすいなど免疫力の低下にもつながります。

②口臭・むし歯・歯周病になりやすい
口呼吸で口の中が乾燥すると菌が増えるので、口臭が出やすくなります。
むし歯や歯周病も原因は細菌です。洗い流し戦ってくれる唾液の量が減るのでリスクが高まります。

③活舌低下
舌筋が弱まると、うまく舌が回らないため、活舌も低下します。
最近話しづらく感じる方、いらっしゃいませんか?
ボイスとレーニングでも、舌筋トレーニングは行われています。

④顔のたるみに繋がる・・・!!!(;^ω^)いやだ!!!
日常会話だけだと、実は口の周りの筋肉はほとんど使われていません。
そのままだと口の周りの筋肉も衰え、ほうれい線や二重顎の原因にも…。
逆に、舌筋トレーニングをすると、顔周りの血行促進でシミやしわが薄くなるともいわれています。

舌筋が衰えると、嫌なことばっかりです。

なぜそうなるかというと、実は舌は筋肉でできていて、舌筋も衰えるからです。
身体の筋肉が衰えるのと同じです。だから鍛えますよね?
舌筋も鍛えることができますので、のちほどご紹介しますね。

その前に、自分の舌筋はどんなものか、ぽかん口じゃないか、セルフチェックしてみましょう!

まず、前を向いて、座ってリラックスしてください。このときに、
①上下の唇が閉じている
②上下の歯に隙間がある(安静空隙)
③舌の先が、上あご、又は上の前歯の裏側についている
④1分そのままでいてください。できれば目を閉じてみて。そのまま1分間保持ができていますか?それとも、我慢できずに開いちゃいますか?

この①~④をクリアしている方は正常に鼻呼吸ができています。
逆に、②③ができていれば、唇を開けて口呼吸はしづらいです。
舌が、上に向かず、常時、下にぺたっと落ち、口がぽかんとあいていけば、舌が衰えている証拠です。そうなると、口呼吸になりやすくなります。

では、トレーニング法についてお伝えします。
実は、様々な方法があるので、1つではないですが、代表的なトレーニング法をご紹介します。

『あいうべ体操』

①「あー」と大きく口を開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「べー」と舌を突き出して下に伸ばす

①~④を1セットで1日30セットを毎日×3ヶ月!
ポイントは、ただ「あー」とするのではなく、周りの筋肉を動かすイメージで。
例えば、「いー」で下唇を思いっきり伸ばすと、首筋も動きませんか?それがベストなので、意識してみましょう。
継続すると、ほとんど舌の位置が改善されるとも言われています。
私は鼻呼吸ですが、毎朝、鏡の前であいうべ体操を行っています。
血色もよくなるし、化粧ノリもよくなるし、もちろんむくみも取れて小顔効果にもなります。歯科衛生士は患者さんとの会話が大事になってくるので、活舌アップにもなります。

良いことづくめなので、是非、あいうべ体操をやってみてください!