歯ぎしり

投稿日:2019年1月9日

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明けましておめでとうございます!
助手の佐々木です(*^^*)
新年を迎えて1週間が経ち、お仕事が始まった方も多いのではないでしょうか?
長期の休み明けはいつもの調子に戻すのが大変ですよね^_^;
また気持ちを入れかえてお仕事など頑張っていきましょう!

それでは今回はあまり自覚症状がないため、気づきにくい「歯ぎしり」に
ついてお話ししたいと思います。
寝てる間に無意識にやっていることなので、
周りの人に言われない限り自分では気づきにくいですよね。

みなさんは歯ぎしりにも種類があることを知っていますか?
まず1つ目は一般的に歯ぎしりと言われているもので、
強い力で上下をこすり合わせる症状(グラインディング)です。
2つ目は強い力で歯をくいしばる症状(クレンチング)。
3つ目はカチカチなど上下の歯をぶつけて音を鳴らす症状(タッピング)の3つがあります。
これら3つを総称して「歯ぎしり(ブラキシズム)」と言います。

次に歯ぎしりとはどんなことが原因で起こるのでしょうか?
はっきりとした原因についてはまだ明らかになっていないようですが、
下記の5つがあげられます!
①ストレス
②歯並びや噛み合わせ
③頭や目の疲労
④過度な集中
⑤アルコールやタバコ

このような原因から歯ぎしりが起こり、歯にはどのような影響が出るのでしょうか?
まず歯が削れ、ヒビが入ったり、そこから菌が入り虫歯になります。
最悪、歯が割れ歯を失ってしまうこともあります。
また顎に力がかかり負担がかかるため、顎関節症になりやすかったり、
頭痛や肩こりを起こす原因にもなります。
昔は歯並びが悪いから歯ぎしりをすると言われていましたが、
最近は歯ぎしりによって歯並びが悪くなるとも言われています。

そんな歯ぎしりから歯を守るための予防策としてあげられているのが、マウスピースです!
ナイトガードと言われる寝ているときにつけるマウスピースで、
歯が削れるのを守ってくれます。
かかる力も軽くなるので、顎などの負担も少なくなります。
また顎の辺りをマッサージするのも効果的です!
お風呂のときなど、軽くマッサージするだけで筋肉がやわらぎ
頭痛や肩こりを防ぐことができるでしょう( ´ ▽ ` )

最近ではお子さんの歯ぎしりで来院される方もいらっしゃいます。
子どもの場合、乳歯と永久歯が混在し、顎が成長途中であるため
顎の成長に合わせて歯の位置も変わるので歯ぎしりによって
調整していると言われています。
実際子どもは大人に比べて歯ぎしりをすることが多くあります。
永久歯が生え変わる前の子どもの歯ぎしりはあまり心配しなくても大丈夫です。
しかし様子をみていて日中くいしばりをしているようであれば、
一度歯医者さんで診てもらった方が良いかもしれませんね。

このように歯ぎしりをそのまま放置してしまうと
今後の歯への影響が大きくなってしまいます。
気になる方はぜひご相談くださいね。

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新津田沼歯科クリニック奏の杜