歯周病とは?!

投稿日:2020年2月15日

カテゴリ:未分類

みなさま、こんにちは。今回ブログ担当、歯科衛生士の中です。
とっても寒いこの季節いかがお過ごしですか?
巷ではコロナウィルスの話題で持ちきりですね😷
マスクがなくなったり、アルコールがなかったり、不安な日々が続きますね…
一刻も早くウィルスの解明とみなさまの無事をお祈りしております。

さて、お話が変わりますが本日は歯周病についてお話したいと思います!

みなさま、〝歯周病〟はご存知ですか???

私たち歯科衛生士は歯周病についてお話をさせて頂く機会がとっても多いです。
この質問も私はよく来て頂いた患者様にお伺いします!
ほとんどの患者様は〝知っています〟と言って下さり、
歯周病という病気は浸透しているのだなーと感じます。

しかし!どんな病気ですか?とお伺いするとあまり的確な答えは返ってきません。
歯茎が弱る?歯茎が下がる?歯が抜ける?
病名は知って頂いているのですが、原因はなんなのかだったりどんな病気なのかということが
あまり浸透していないように感じることが多いです。

これも来ていたただいた患者様によく質問させて頂くのですが、

歯は何で支えられていますか??

大半の方々が〝歯茎〟だと思っております。が、実は……
〝骨〟です!歯は骨に直接埋まっているのです。
なので硬いものを食べてもそう簡単に揺れ動いたりはしないのです。

歯周病というのは歯茎の病気でありながら、骨の病気です。

歯周病がどんどん進行していくと歯が揺れだします。
揺れる=支えとしている骨が無くなってしまっているということなのです。
人間の身体は骨がたくさんありますね。
腕、足、指…それらが動いてくれるのは骨がしっかりしているからです。
ではそれが少しずつすり減るとどうなるでしょうか?
痛みが出たり、終いには動かなくなってしまうのが想像できると思います。
歯も全く同じで骨がなくなってしまうと歯としての機能を失ってしまいます。
また、骨の再生というのは自然には簡単に行えません。
もちろん当院でも行なっている外科処置を行えば再生することもありますが、
100%成功するとは限りません。
骨がなくなってしまうなんて怖いですよね😱
そんな歯周病にかかっている日本人は7割ほどもいると言われたりもしています。

では骨がなくなってしまう原因は何でしょうか??

一概に歯周病と言っても様々な考えうる原因があります。
噛み合わせ、食いしばり、持病、お薬、遺伝性……
様々な原因の中で最も身近で手っ取り早く歯周病になるリスクを下げられるものがあります。

それは…プラークです!=磨き残しです。

磨き残しは歯周病を進行させてしまう最大の敵でありながら、
歯ブラシやフロスで簡単に取り除くことが出来るものです。

私たちはそんな歯周病になってしまう前に毎日の正しいケアをみなさまには行なって頂きたいと思い
日々の診療を取り組んでおります。
歯周病は生活習慣病の1つです。
めんどくさい、後回しにしてしまう、、、
そんな気持ちが大きな病気を招いてしまうこともあります。
その気持ちはよーーーくわかります!
が、歯は一生もの。
日々のお食事やおしゃべりを楽しく過ごして頂きたい、
そう思い時には何度も同じ話を繰り返し口酸っぱく指導をしてしまう時もありますが、
折角時間を作り、来て頂いているみなさまにはお口の中の状態と向き合って頂きたいなと思っております。

自分の歯は自分で出来る限り守る!これは鉄則です!

それではまたお会いしましょう🙂

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